ロト6の削除法は、「次の回には出なさそうな数字」に✕をつけて、候補から外すやり方です。
ロトボットは11の見方で✕をつけています。
数字によって、✕が3つも4つもつくものもあれば、1つもつかないものもあります。
✕が1つもつかなかった数字=「✕0個」は、11のどの見方からも「外そう」と言われなかった数字です。
なんだか本命に見えますね。
では、✕0個の数字は本当によく出ているのでしょうか。
過去2,041回ぶんで確かめました。
・✕0個の数字が、次の回に出た割合
・✕の数ごとの成績
・前半1位の✕0個が、後半6位に落ちた話
・✕0個だけでは1口が作れない回があること
・それでも✕0個をどう使えばいいか
① まず「でたらめならどうなるか」を計算します。
② つぎに実際のデータと比べます。
③ その差が普通のブレの中かどうかを見ます。
この3ステップだけです。むずかしい言葉は水色の囲みにまとめたので、読み飛ばしても話は通じます。
11の見方は、ホット・コールド・下一桁・合計値などです。
中身は「削除法で消した数字は本当に出なかった?」にまとめています。
✕はどれも、その回より前の当せん番号だけで決まります。
答えを見てから✕をつけることはありません。
✕0個の数字は、1回あたり平均6.9個ありました。
少ない回は1個、多い回は14個です。
どの数字も、1回の抽せんで選ばれる見込みは43個中6個=約14%です。
7回に1回くらいですね。
✕0個の数字が7個あれば、でたらめに選んでも1回に約1個は当せん番号が入る計算です。
そこで「実際に入った数」を「でたらめなら入る数」で割って、成績にしました。
1倍ならでたらめと同じ。1より大きいほど、よく出ていたことになります。
期間は第101回〜第2141回の2,041回です。
✕を決めるのに100回ぶんの履歴が要るので、第101回からにしました。
2,041回を合計して、差は約3個でした。
出た割合で言うと、✕0個は13.98%。
43個全体の平均は13.95%です。
1回あたりに直すと、✕0個の中に入った当せん番号は平均0.97個。
でたらめに同じ数を選んでも0.97個です。
公平でも10回中9回は、これ以上の差が出ます。
「差がある」とは、とても言えません。
削除法が効いているなら、✕0個がいちばんよく出て、
✕が多い数字ほど出ていないはずです。
✕の数ごとに並べてみました。
| ✕の数 | 1回に 何個 | 当せん番号 が入った数 | でたらめ なら | 成績 |
|---|---|---|---|---|
| 0個 | 6.9 | 1,978 | 1,975 | 1.00倍 |
| 1個 | 10.2 | 2,836 | 2,898 | 0.98倍 |
| 2個 | 8.9 | 2,524 | 2,530 | 1.00倍 |
| 3個 | 6.6 | 1,952 | 1,891 | 1.03倍 |
| 4個 | 4.8 | 1,354 | 1,378 | 0.98倍 |
| 5個 | 3.2 | 944 | 913 | 1.03倍 |
| 6個以上 | 2.3 | 658 | 662 | 0.99倍 |
※ 第101〜2141回の合計(個)です。「でたらめなら」は、毎回同じ数をでたらめに選んだ場合です。
成績は0.98〜1.03倍の間を行ったり来たりしています。
下り坂にはなっていません。
✕が3個・5個の数字のほうが、✕0個よりよく出ていたくらいです。
いま外している✕3つ以上をまとめても1.01倍。
外した数字も、でたらめと同じくらい出ていました。
期間を前半1,020回(2002〜2016年)と後半1,021回(2016〜2026年)に分けてみます。
| ✕の数 | 前半 | 後半 |
|---|---|---|
| 0個 | 1.03倍(1位) | 0.97倍(6位) |
| 1個 | 0.96倍 | 1.00倍 |
| 2個 | 1.01倍 | 0.98倍 |
| 3個 | 1.02倍 | 1.05倍 |
| 4個 | 1.01倍 | 0.96倍 |
| 5個 | 1.03倍 | 1.04倍 |
| 6個以上 | 0.93倍 | 1.07倍 |
※ 前半は✕0個(1.030倍)と✕5個(1.027倍)がほぼ並んでいます。
前半だけを見れば、✕0個は7つの中で1位です。
「やっぱり✕0個は本命だ」と思えます。
ところが後半は0.97倍。
7つの中で下から2番目に落ちました。
さらに半分ずつに分けると、1.02倍→1.04倍→0.94倍→1.00倍。
上がったり下がったりで、決まった向きはありません。
ここで公平な抽せん機と比べます。
✕はそのままにして、当せん番号だけを公平な抽せん機で引き直す。
これを1万回くりかえしました。
| 公平な抽せん機 (1万回の平均) | 実際の✕0個 | |
|---|---|---|
| 前半の1位の成績 | 1.05倍 | 1.03倍 |
| その後半の成績 | 1.00倍 | 0.97倍 |
| その後半の順位 | 7つの中で4位 | 6位 |
公平な抽せん機でも、前半の1位は平均1.05倍に見えます。
1.03倍以上に見えることは10回中8回です。
そして後半には、平均1.00倍・順位もまん中に戻ります。
7つもグループがあれば、どれか1つは偶然でも良く見えます。
前半の✕0個が良く見えたのは、いちばん良いものを選んで見たからです。
全期間の1.00倍も同じです。
公平な抽せん機でも10回中9回は0.97〜1.03倍に入り、実際の1.00倍はそのまん中です。
たとえば第2126回(2026年8月6日)。
✕0個の数字は20・25・26・35・36・37の6個でした。
当せん番号は18・20・22・35・37・42。
20・35・37の3つが✕0個から出ています。
この6個をそのまま買っていれば、5等でした。
こういう回を見ると「✕0個はすごい」と感じます。
でも、✕0個から3つ以上出た回は、2,041回中99回。
でたらめに同じ数を選んでも約113回は起きる計算で、実際は少し少なめでした。
反対に、✕0個から1つも出なかった回は691回。約3回に1回です。
印象に残るのは当たった回だけ。
外れた回は、忘れてしまいがちです。
ロト6の1口は6個です。
ところが✕0個の数字が6個に満たない回が、2,041回中559回ありました。
約27%、4回に1回くらいです。
1個しかない回もあります。
6個以上あった1,482回で、その中からでたらめに6個選んだ1口の当せん番号は平均0.85個。
43個からでたらめに選んだ1口の0.84個とほぼ同じでした。
成績=グループの数字のうち当せん(本数字6個・ボーナス数字は除く)した割合÷6/43。✕0個の差+3.3個は普通のブレ(標準偏差)37.8個の0.09倍で、両側 p=0.93(公平な抽せん機1万回でもほぼ同じ)。✕0〜5個の成績の上下の差0.06も、公平な抽せん機の平均0.06と同じです。約113回は、毎回の✕0個の数から計算した見込みの合計。直近500回(第1642〜2141回)でも✕0個は1.01倍でした。読み飛ばしても結論は変わりません。
✕0個は「11の見方のどれからも文句が出なかった数字」です。
数字の性格を表す言葉としては、わかりやすいものです。
ロト6の組み合わせは約610万通り。
何の手がかりもなく6個を決めるのは大変です。
「今回は✕0個の中から選んでみよう」と決める取っかかりとして、使ってかまいません。
気をつけたいのは、ひとつだけ。
「✕0個がそろった回だから、いつもより多く買う」——この使い方はおすすめできません。
✕が0個でも、いくつでも、1回の抽せんで選ばれる見込みは約14%のままだからです。
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