ロト6は、1〜43の中から6個を選びます。
43個から選ぶのは大変なので、よく使われるのが削除法です。
「次の回には出なさそうな数字」に✕をつけて、候補から外すやり方です。
残った数字から6個を選びます。
ロトボットも11の見方で✕をつける削除法を作り、予想に使ってきました。
今回はそれを自分たちで測り直しました。
✕をつけた数字は、本当に出なかったのでしょうか。
・11の見方それぞれの成績(前半と後半)
・ロト7でいちばん良かった「⑫合計値」が、ロト6では逆転した話
・残し方を5通り試した結果
・それでも削除法をどう使えばいいか
① まず「でたらめならどうなるか」を計算します。
② つぎに実際のデータと比べます。
③ その差が普通のブレの中かどうかを見ます。
この3ステップだけです。むずかしい言葉は水色の囲みにまとめたので、読み飛ばしても話は通じます。
ロトボットの削除法は、次の11の見方で✕をつけます。
どれもその回より前の当せん番号だけで決まります。
①ホット:直近30回で4回未満の数字
②トレンド:直近10回で0回の数字
③コールド:8回以上出ていない数字
④下一桁:最近少ない下一桁をまとめて
⑤列:最近少ない十の位をまとめて
⑥集中回・分散回:ばらけた回が続いたら両端の6個
⑦ハイ&ロー:小さい側・大きい側の少ない方
⑩連番ペア:直近30回で連番になっていない数字
⑪奇数偶数:奇数・偶数の少ない方
⑫合計値:最近の合計が大きすぎたら41〜43、小さすぎたら1〜3
⑬ガチ23:予想アプリの「ガチ23」に入らない数字
⑧と⑨は✕をつけない参考の見方なので、ここには入れていません。
そして✕が3つ以上ついた数字を外す。これがいまのやり方です。
どの数字も、1回の抽せんで選ばれる見込みは43個中6個=約14%です。
7回に1回くらいですね。
削除法が効いているなら、✕をつけた数字は14%より出ていないはずです。
そこで「✕をつけた数字が実際に出た割合」を14%で割って、成績にしました。
1倍ならでたらめと同じ。1より小さいほど「消して正解」です。
期間は第201回〜第2141回の1,941回です。
前半970回(2004〜2017年)と後半971回(2017〜2026年)に分けました。
| 見方 | 前半 | 後半 | 全期間 |
|---|---|---|---|
| ①ホット | 0.99 | 1.01 | 1.00 |
| ②トレンド | 1.02 | 1.01 | 1.01 |
| ③コールド | 1.01 | 1.01 | 1.01 |
| ④下一桁 | 0.99 | 0.99 | 0.99 |
| ⑤列 | 1.02 | 1.01 | 1.02 |
| ⑥集中回・分散回 | 0.97 | 1.04 | 1.00 |
| ⑦ハイ&ロー | 1.09 | 0.98 | 1.03 |
| ⑩連番ペア | 1.00 | 1.01 | 1.00 |
| ⑪奇数偶数 | 0.98 | 1.31 | 1.04 |
| ⑫合計値 | 0.91 | 1.17 | 1.04 |
| ⑬ガチ23 | 1.02 | 1.02 | 1.02 |
※ でたらめの何倍、✕をつけた数字が出たか。1より小さいほど消して正解です。⑦と⑪は✕をつける回が少なく(1,941回中⑦69回・⑪55回)、大きくぶれます。
全期間では、11の見方すべてが0.99〜1.04倍に収まりました。
✕をつけても、つけなくても、当せん数字が出た割合はほとんど変わらなかったということです。
ただ、前半と後半で大きく動いたものが1つあります。
⑫は、直近10回の当せん6個の合計を見ます。
合計のふつうの真ん中は132です。
最近の平均がそれより5を超えて大きければ41〜43に、5を超えて小さければ1〜3に✕をつけます。
「大きい数字が続いたから、次は小さい方へ戻るだろう」という考え方です。
姉妹サイトのロト7で同じ測り方をすると、⑫は0.85倍(496回)。
11の見方の中でいちばん良い成績でした。
では、ロト6ではどうだったのか。
前半だけを見れば、11の見方の中で1位です。
ロト7と同じく「頼りになる見方」に見えます。
ところが後半は1.17倍。消した数字のほうが、かえってよく出ていました。
11の中で下から2番目です。
4つに分けると、行ったり来たりしているのがわかります。
| 期間 | ⑫の成績 |
|---|---|
| 第201〜685回 | 1.00倍 |
| 第686〜1170回 | 0.82倍 |
| 第1171〜1655回 | 1.24倍 |
| 第1656〜2141回 | 1.10倍 |
「では逆に使えばいい」とも言えません。
第686〜1170回では、逆に使うと損をしていた計算になります。
ここで公平な抽せん機と比べます。
✕はそのままにして、当せん番号だけを公平な抽せん機で引き直し、11の見方の成績を出す。これを1万回くりかえしました。
| 公平な抽せん機 (1万回の平均) | 実際の⑫ | |
|---|---|---|
| 前半の1位の成績 | 0.94倍 | 0.91倍 |
| その見方の後半の成績 | 1.00倍 | 1.17倍 |
| その見方の後半の順位 | 11の中で6位 | 10位 |
公平な抽せん機でも、前半の1位は平均0.94倍に見えます。
0.91倍以下まで良く見えることも約23%。5回に1回より多い割合です。
そして後半には、平均1.00倍・順位もまん中に戻ります。
11も見方があれば、どれか1つは偶然でも良く見えます。
前半の⑫が良く見えたのは、11の中からいちばん良いものを選んで見たからです。
後半の1.17倍は、外れ方が大きめです。
⑫だけで見ると、公平な抽せん機で後半が1.17倍以上になるのは約500回に1回です。
ただ、11の見方×前半・後半で成績は22個あります。
そのどこかに、これくらい大きな外れが出るのは約16回に1回あります。
ロト7の0.85倍も、11の中の1位を見ている点は同じです。
ロト6の結果を見ると、偶然だった可能性が十分に残ります。
予想では、✕の数を見てどの数字を残すかを決めます。
そこで残し方も5通り試しました。
都合のいいものをあとから足さないよう、候補は最初に決め、後半971回で測りました。
| 残し方 | 残る数 (個) | 当せん数字 が入った数 (個) | でたらめ なら (個) |
|---|---|---|---|
| A いまのやり方 (✕3つ以上で外す) | 26.1 | 3,491 | 3,538 |
| B 前半1倍未満の6つ (①④⑥⑩⑪⑫)で✕1つでも外す | 14.7 | 1,969 | 1,995 |
| C Bの6つで ✕2つ以上なら外す | 28.1 | 3,755 | 3,806 |
| D 前半0.98倍未満の2つ (⑥⑫)で✕1つでも外す | 39.1 | 5,263 | 5,299 |
| E ロト7で選んだ5つ (①⑥⑩⑫⑬)で✕1つでも外す | 9.8 | 1,297 | 1,332 |
※ 後半971回の合計です。「でたらめなら」は、毎回同じ数だけでたらめに残した場合です。
5つとも、でたらめにわずかに届きませんでした。
でたらめに同じ数だけ残しても、10回中およそ8回以上は、これと同じか多く当せん数字が入ります。
Bの6つのうち、後半も1倍未満だったのは④だけでした。
成績=✕をつけた数字のうち当せん(本数字6個・ボーナス数字は除く)した割合÷6/43。全期間では11の見方すべて両側 p≧0.085 でした。⑫の後半は⑫だけなら両側 p=0.004 ですが、22個の成績のどこかでこの程度の外れが出る割合は約6%です。後半は1〜3と41〜43そのものがよく出ていた時期でもありました(この6個を毎回消しても1.06倍)。残し方の片側 p は A 0.91・B 0.78・C 0.94・D 0.97・E 0.88(シャッフル検定2万回)。読み飛ばしても結論は変わりません。
ここまで読んで、がっかりさせてしまったかもしれません。
でも削除法をやめる必要はありません。
ロト6の組み合わせは約610万通り。
何の手がかりもなく6個を決めるのは大変です。
「今回はこの数字を外して、残りから選ぼう」と決める取っかかりとして、削除法は役に立ちます。
気をつけたいのは、ひとつだけ。
「削除法で絞れたから、いつもより多く買う」——この使い方だけは、おすすめできません。
✕がついていても、いなくても、1回の抽せんで選ばれる見込みは約14%のままだからです。
絞り込みの根拠と限界を全部見せている予想アプリを無料で使えます
ロト6予想アプリを見る