攻略・数字分析

数字を4割絞ると、当せん番号も4割消える|ロト6「予想のルール」を1,941回で正直に検証

2026年10月1日 / 第201〜2141回の1,941回で検証

ロト6は、1〜43の中から6個を選びます。
組み合わせは約610万通りです。

そのままでは選びきれないので、ロトボットのYouTubeの予想動画では、6つの「予想のルール」で数字を絞ってから選んでいます。

ただ、絞れば絞るほど、本物の当せん番号まで消してしまう心配があります。

そこで今回は、ルールを過去の抽せんに当てはめて、どれだけ取りこぼすのかを測りました。

この記事でわかること

・6つの予想のルールの中身
・「絞った割合」と「当せん番号を外した割合」
・少し良く見えたルールは、本当に良いのか
・それでもルールをどう使えばいいか

この記事の読み方

① まず「でたらめならどうなるか」を計算します。

② つぎに実際のデータと比べます。

③ その差が普通のブレの中かどうかを見ます。

この3ステップだけです。むずかしい言葉は水色の囲みにまとめたので、読み飛ばしても話は通じます。

ロトボットの「予想のルール」6つ

ルールは次の6つです。
どれもその回より前の当せん番号だけで決まります。

6つの予想のルール

①位置ごと:6個を小さい順に並べたとき、1番目〜6番目の位置ごとに、直近104回(約1年)でその位置に一度も来ていない数字は、その位置では使わない
②出すぎ:直近10回で4回以上出た数字は使わない
③守る数字:直近10回でちょうど1回出た数字は、①に引っかかっても使ってよい
④戻ってきた数字:20回以上出ていなかったのに、直近10回のうちにまた出た数字を、候補を選ぶときに優先する
⑤奇数・偶数:全部奇数、全部偶数の組は使わない
⑥32以上を入れる:全部31以下の組は使わない

①②⑤⑥は、組み合わせを減らすルールです。

③は①で減らしすぎないための守り。
④は選ぶ順番のルールで、組み合わせは減らしません。

測り方:「絞った割合」と「外した割合」を並べる

公平な抽せんなら、約610万通りのどの組み合わせも、選ばれる見込みは同じです。

ですから、でたらめに半分を捨てれば、当せん番号を捨ててしまうのも2回に1回です。
くじ引きの箱から、半分の札を捨てるのと同じですね。

ルールに次の当せん番号を見抜く力があれば、話は変わります。
当せん番号を外す割合は、絞った割合より小さくなるはずです。

そこで各回、ルールで組み合わせの何%を絞ったかと、本物の当せん番号がルールで消えていたかを調べました。

期間は第201回〜第2141回の1,941回です。

結果① 絞った割合と、外した割合はほぼ同じ

ルール絞った割合
(平均)
当せん番号を
外した割合
①位置ごと
(③の守りつき)
15.4%15.1%
②出すぎ22.0%22.7%
⑤奇数・偶数2.1%1.8%
⑥32以上を入れる12.1%11.1%
①②③の3つ34.0%34.4%
6つ全部41.8%41.0%

※ 第201〜2141回の1,941回の平均です。④は組み合わせを減らさないので、数字は①②③⑤⑥で出しています。絞る量は回によって変わり、6つ全部では18〜72%でした。

どのルールも、絞った割合と外した割合がほとんど同じでした。

たとえば①②③の3つ。
組み合わせを34%絞ると、当せん番号も34%の回で外していました。3回に1回です。

6つのルールを全部使うと
42%絞って
→ 41%の回で外す
1,941回のうち795回、当せん番号がルールで消えていました
(でたらめに同じだけ絞ったら約811回)
5回に2回です

③の守りも同じです。
守りがないと①は22.6%絞って22.8%外す。守りをつけると15.4%と15.1%。

取りこぼしが減ったのは、絞る量が減ったからです。

②で外した数字も見ました。
延べ3,326個のうち、次の回に出たのは480個(約14%)。

どの数字も、1回で選ばれる見込みは43個中6個=約14%。
ふつうの数字と変わりませんでした。

実際に消えた例:第2134回と第2136回

最近の回にルールを当てはめた例を、2つ見てみます。

第2134回(9月3日)の当せん番号には35が入っていました。
35はその前の10回で4回出ていたので、②で外れる数字です。

第2136回(9月10日)は6・7・33・37・41・43。
小さい順で3番目が33でした。

33が3番目に来たのは243回ぶり。
直近104回には一度もなかった形なので、①で消える組でした。

「めったにない形」を外しても、めったにない形はちゃんと出てきます。

結果② 公平な抽せん機でも同じになる

次に公平な抽せん機と比べます。
ルールはそのままにして、当せん番号だけを公平な抽せん機で引き直す。これを1万回くりかえしました。

外した割合公平な
抽せん機
(平均)
ふつうの
ブレの範囲
実際
①②③の3つ34.0%31.9〜36.1%34.4%
6つ全部41.8%39.6〜43.9%41.0%

※ ふつうのブレの範囲=公平な抽せん機のとき、まん中の95%が入る範囲です。

実際の数字は、どちらもふつうのブレの中でした。

公平な抽せん機でも、6つ全部では10回中4〜5回、①②③では10回中7〜8回、これ以上の差が出ます。

前半と後半で、上に行ったり下に行ったり

前半970回(2004〜2017年)と後半971回(2017〜2026年)にも分けました。

ルール前半
絞った→外した
後半
絞った→外した
①(守りつき)16.3→16.0%14.4→14.2%
②出すぎ22.2→24.2%21.8→21.2%
⑤奇数・偶数2.1→2.0%2.1→1.5%
⑥32以上を入れる12.1→11.4%12.1→10.7%
6つ全部42.7→42.8%40.9→39.1%

②は前半、絞った割合より多く外していました。
ところが後半は、逆に少なめです。

時期によって、上に行ったり下に行ったりしているだけ。
前半だけ見て「②はだめ」、後半だけ見て「②は良い」と言うと、どちらも外れます。

⑤と⑥は、少し良く見える?

外した割合を絞った割合で割ると、⑤は0.83倍、⑥は0.92倍。
1倍ならでたらめと同じ、1より小さいほど当せん番号を残せたことになります。

ただ、⑤で外したのは1,941回中34回、でたらめなら約41回。
差は7回ぶんです。

公平な抽せん機でも、⑤がこれくらい良く見えることは約7回に1回、⑥なら約11回に1回あります。

それに、減らすルールは①②⑤⑥の4つ。
公平な抽せん機でも、4つの中でいちばん良く見えるものは平均0.91倍に見えます。

いくつも並べれば、どれか1つは偶然良く見えます。
⑤⑥が目立つのは、並べた中から良いものを選んで見ているからです。

姉妹サイトのロト7では、⑥は25.5%絞って26.7%外すと逆向きでした。

④と⑥は、ねらいがちがう

④は、しばらく出ていなかったのに、最近また出た数字を優先するルールです。
「戻ってきた数字は、しばらく続けて出るのでは」という考え方ですね。

20回以上出ていなかった数字が戻ってきた場面は、これまでに631回ありました。

その後10回で出た回数は880回。
でたらめでも約880回なので、ふつうの数字と同じ出方でした。

⑥は、当せんの見込みではなく「取り分」のためのルールです。

誕生日や記念日で選ぶ人の数字は、1〜31に集まりがちです。
全部31以下の組で1等が当たると、山分けの相手が多くなりがちです。

ただ、人とかぶりにくい選び方をしても、1口あたりの受け取りが増えるのは平均でおよそ2〜3%。小さな差です。

🔍 もう少し詳しく知りたい方へ

絞った割合は、約610万通りを①の位置のしばりごとに動的計画法で、⑤⑥との重なりは包除原理で正確に数えました(総当たりと一致を確認)。外した割合÷絞った割合は、①(守りつき)0.98・②1.03・⑤0.83・⑥0.92・①②③1.01・6つ全部0.98倍、両側 p はそれぞれ0.72・0.44・0.27・0.18・0.73・0.45(正規近似)。⑤⑥は、ほかの6つの案とあわせて8つを過去に当てて測ったうえで採用したルールです。④の631回は、その後10回まで見られるものだけを数えています。戻った直後の1回だけなら0.82倍(p=0.07)でしたが、3・5・10・20回では0.99〜1.02倍でした。読み飛ばしても結論は変わりません。

それでも、ルールで絞っていい

ここまで読んで、「ルールなんて意味がない」と感じたかもしれません。
でも、ルールをやめる必要はありません。

約610万通りから、何の手がかりもなく6個を選ぶのは大変です。
ルールがあれば、毎回同じ考え方で、迷わずに選べます。

大事なのは、絞ったぶんだけ、当せん番号もルールの外に出ると知っておくこと。
6つ全部なら、5回に2回は当せん番号がルールの外にあります。

気をつけたいのは、ひとつだけ。
「ルールで絞れたから、いつもより多く買う」——この使い方だけは、おすすめできません。

絞っても、絞らなくても、1口が1等に当たる見込みは約610万分の1のままだからです。

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まとめ
  1. ロトボットの予想動画では、6つの予想のルールで数字を絞っています
  2. 6つ全部で組み合わせを約42%絞ると、当せん番号も約41%の回(5回に2回)で外していました
  3. ①②③の3つなら34%絞って34%外す=3回に1回。どのルールも絞った割合≒外した割合でした
  4. 公平な抽せん機で1万回引き直しても同じ。⑤⑥が少し良く見えるのもふつうのブレの中で、選んで見ているからです
  5. ④の「戻ってきた数字」も、その後10回の出方はふつうの数字と同じでした
  6. 予想のルールに当せん確率を高める効果は確認できていません。選ぶ手がかりを作る道具です
ロト6は公平な抽せんであり、すべての組み合わせに等しく当せんする可能性があります(1等の当せん確率は約1/6,096,454)。この記事は過去の抽せんデータを用いた検証の記録であり、将来の当せんを保証するものでも、特定の数字・組み合わせの当せん確率が高いことを示すものでもありません。記事中で検証した6つの予想のルールに当せん確率を高める効果は確認できていません。ロト6の数値は第201回から第2141回(2026年9月28日抽せん)まで(④は第1回から)、ロト7の数値は第101回から第696回(2026年9月25日抽せん)までのデータにもとづく実測値およびシミュレーション結果です。宝くじは余裕資金の範囲で楽しみましょう。