ロト6の賞金は、上の等級ほど高くなります。当たり前ですよね。
ところが2等より3等のほうが高かった回が、過去に一度だけあります。
2012年9月6日の第691回です。
この記事では、その日に何が起きたのかを実際のデータで見ていきます。数字選びのヒントとしても、けっこう大事な話です。
まず、第691回の当せん番号です。
配当はこうなりました。
| 等級 | 当せん口数 | 1口あたり |
|---|---|---|
| 1等 | 3口 | 約1億3,400万円 |
| 2等 | 3,470口 | 5万7,100円 |
| 3等 | 702口 | 33万8,700円 |
| 4等 | 25,913口 | 8,000円 |
| 5等 | 407,943口 | 1,000円 |
2等が5万7,100円、3等が33万8,700円。3等のほうが約6倍も高くなっています。
ロト6の全2123回を調べましたが、この逆転が起きたのは、この1回だけでした。
賞金の総額は、売上から決まった割合で配られます。
だから当たった人が増えれば、その分ひとりの取り分は減ります。2等の賞金はふだん平均で約1,865万円ですが、この回は5万7,100円まで下がりました。
なぜ2等だけ、こんなに当たった人が多かったのでしょうか。
理由は、当時とても有名だったある6つの数字にあります。
海外ドラマ「LOST」に出てくる数字、4・8・15・16・23・42です。
作中でこの数字が高額当せんする場面があり、日本でもこの数字を買う人がたくさんいました。
ここで、もう一度その日の当せん番号を見てください。
| 数字 | |
|---|---|
| 第691回の当せん番号 | 4・7・8・15・16・42 + ボーナス23 |
| ドラマの数字 | 4・8・15・16・23・42 |
ドラマの数字のうち、4・8・15・16・42の5個が本数字に入りました。
そして残るひとつ23が、ボーナス数字でした。
ロト6の2等は「本数字5個+ボーナス数字」です。つまりこの数字を買っていた人は、そろって2等になりました。
それが3,470口という数につながったわけです。
同じことは、ミニロトでも起きました。
2011年7月5日の第621回、当せん番号は6・12・18・24・30でした。
お気づきでしょうか。すべて6の倍数で、きれいに等間隔に並んでいます。
この回の1等は1,129口。1口あたり17万5,900円まで下がりました。
分かりやすい法則で数字を選んだ人が、それだけ多かったということです。
ここが、いちばん大事なところです。
どの数字を選んでも、当たる確率は同じです。ロト6で1等が当たる確率は約610万分の1で、これは何を選んでも変わりません。
変わるのは、当たったときに何人で分けるかだけです。
そして「みんなが選びやすい数字」は、当たったときに大勢と分け合うことになりやすい。第691回と、ミニロトの第621回が、それを実際に見せてくれました。
過去の例から、選ぶ人が集中しやすい数字にはいくつか傾向があります。
逆に言えば、こうした数字を少し外しておくと、当たったときに分け合う人数は少なくなりやすい、ということになります。
ロトボットのアプリの統計タブに、「当たったら何人で分ける?」というカードを用意しています。
ロト6でこれまでに1等が出た回、それぞれ何人で分け合ったのかを実測でまとめたものです。
ちなみにロト6は、全2123回のうち603回(28.4%)で1等が出ていません。出た回でも平均2.66人で分け合っています。
そして最も多かったのが、2005年3月17日の第230回。このときは167人での山分けでした。
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