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6億円もらった人がいるのに、16億円が残った回がある|ロト6の1等にある「天井」の話

2026年8月23日 / 全2130回のキャリーオーバーを集計
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今月の8月6日、ロト6の第2126回で1等が1口出ました。金額は6億円です。

ところがその回、約1億6千万円が次の回へ繰り越されました

「1等が出たら、キャリーオーバーはゼロになるはずでは?」

そう思った方は、ぜひこの先を読んでみてください。これはミスでも例外でもありません。

この記事でわかること
・1等が出たのにキャリーオーバーが残る理由
・6億円を受け取った人がいて、なお16億円が残った回
・ロト6の天井は「2億円」と「6億円」の2段階になっていること
・これが全2130回のうち何回起きているか
・買う人にとって、何が変わって何が変わらないか

もっと極端な回があります

2021年5月27日、第1589回。

この回も1等が1口出て、6億円が支払われました。

それでも、次の回へ回されたお金はこれです。

約16億7千万円
第1589回から第1590回への繰越
1等が出て6億円を支払ったあとに、
これだけ残っていました

6億円を手にした人がいるのに、その2.8倍のお金が手つかずで残ったということです。

なぜこんなことが起きるのでしょうか。

1等の金額には天井があります

理由はひとつです。

1等としてもらえる金額には上限が決められているからです。

売り上げのうち当せん金に回るお金は、1等が出なかった回のぶんがどんどん積み上がっていきます。これがキャリーオーバーです。

ところが、いくら積み上がっても1人に渡せる金額はそこで打ち止めになります。

あふれたぶんは消えるわけではなく、そのまま次の回へ回されます。だから「1等が出たのにキャリーオーバーが残る」という、一見おかしな状態になるのです。

ロト6の天井は2段階です

ここがロト6の面白いところです。天井はひとつではありません。

データを見ると、1等の金額が何度もぴたりと同じ数字で止まっているのが分かります。全2130回を数えるとこうなりました。

止まった額どんな回か回数
2億円繰り越しがない回217回
4億円繰り越しがあった回
(2000年〜2017年1月)
49回
6億円繰り越しがあった回
(2017年3月〜いま)
65回

※「1等の金額がその額でぴたりと止まり、かつ繰越が残った回」を数えたものです。

そして、きれいに分かれていました。

2億円で止まった217回は、すべて繰り越しがゼロで始まった回でした。

4億円と6億円で止まった114回は、すべて繰り越しが乗っていた回でした。例外は1回もありません。

つまり、ふだんの回の天井は2億円。繰り越しが乗っている回だけ、天井が6億円まで伸びるということです。

その6億円という高いほうの天井も、もとは4億円でした。2017年3月の第1157回から、いまの6億円になっています。

天井は「1人あたり」です

もうひとつ、面白い事実があります。

この天井はその回ぜんぶで6億円までという意味ではありません。1口あたり6億円までという意味です。

だから、同じ回に2人当たれば——

6億円 × 2口
第2051回(2025年11月13日)
この回だけで12億円が支払われ、
それでも約1億8千万円が次回へ回りました

いまの6億円の天井で2人そろって受け取った回は、これまでに3回あります。天井が4億円だったころも入れると8回です。

「天井があるから、たくさん当たっても総額は変わらない」——そうではない、ということです。

思ったよりよく起きています

「1等が出たのに繰越が残る」——珍しい話に聞こえますが、数えてみると違いました。

333回
全2130回のうち、1等が出たのに繰越が残った回
= おおよそ6回に1回

さらに、そもそも1等が出た回だけで見ると印象が変わります。

2130回のうち1等が出たのは1524回。つまり606回は1等がゼロでした。

その1524回のうち333回で繰越が残っているので——

1等が出た回の、およそ5回に1回は、それでも繰越が残っていることになります。

天井に届かない回はいくらなのか

ここまで6億円の話をしてきましたが、これは特別な回の話です。

天井に当たらずに終わった回の1等は、真ん中あたりで約1億2千万円でした。

いちばん少なかった回は約181万円です。2005年3月17日の第230回でした。

この回は167人が同時に当たっています。1等と聞くと「億」を思い浮かべますが、その回に何人当たったかで金額はまったく変わります。同じ1等でも、山分けする人数しだいということです。

ちなみに、これまででいちばん大きく積み上がった繰越は第1588回の約18億8千万円でした。その次の回が、さきほどの第1589回です。

買う人にとって、何が変わるのか

ここがいちばん大事なところです。

キャリーオーバーがあっても、当たりやすさは1ミリも変わりません。

ロト6の1等が当たる確率は、繰越があってもなくても約610万分の1のままです。抽選機は前の回のことを覚えていません。

変わるのは当たったときの金額だけです。

そしてもうひとつ、あまり語られない事実があります。これも数えてみました。

買われた枚数そのものは公表されていませんが、いちばん当たりやすい5等の口数を見るとおおよその見当がつきます。

その回に乗っていた繰越5等の口数
(真ん中あたり)
繰越なし約16万9千口
5億円未満約19万6千口
5億〜10億円約22万6千口
10億円以上約24万9千口

※直近500回(第1631回〜第2130回・2021年10月以降)で集計しました。売り上げの規模が時代によって違うため、最近の回にそろえています。

繰越が10億円を超えている回は、繰越がない回の約1.5倍も5等が出ています。

5等の当たりやすさは毎回同じですから、これは買っている人がそれだけ多いということです。

買う人が増えれば、当たったときに山分けする相手も増えやすくなります

「大きい回だから期待できる」と言い切れないのは、このためです。

まちがえやすいポイント
「キャリーオーバーが出た=前回は誰も当たらなかった」とはかぎりません。1等が出た回でも、およそ5回に1回は繰越が残っています。ニュースで「キャリーオーバー発生」と聞いても、前の回に1等が出ていることはよくあります。
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※ 過去2130回の当せん金と繰越も、そのまま見られます

まとめ

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ロト6は公平な抽選であり、すべての組み合わせに等しく当選する可能性があります(1等の当選確率は約1/6,096,454)。この記事は過去の抽選データを集計した記録であり、将来の当選を保証するものでも、特定の回・数字・組み合わせの当選確率が高いことを示すものでもありません。キャリーオーバーの有無によって当選確率が変わることはありません。記事中の天井の額は、1等の当せん金がその額で止まり繰越が残った回を実データから集計したものです。数値は第1回から第2130回(2026年8月20日抽選)までのデータにもとづく実測値です。宝くじは余裕資金の範囲で楽しみましょう。
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